昔は、苦しいことを頑張るのが人生だと思っていた。
こんなにつらいのに我慢している自分はえらい。と思っていた。
なのに、こんなに頑張っているのに、どうしてうまくいかないの。
どうして、頑張っても、頑張っても、だれにも認めてもらえない感じがするの。
そう思うことも多かった。
でも、ダンスを通して、様々な出会いを通して、気付いたこと。
自己の真実にしたがうこと。
身体の奥から「喜び」を感じることに素直になること。
その幸せと、パワフルさ。
自分を封印して、喜びより苦しみの快楽を追いかけるのは、
実は、生まれて来たことそのものへの「裏切り」になってしまう。
幸せに生きること、それは自分の人生に責任を持つこと。
「責任」は自分を押しつぶす圧力ではなく、
地面を踏みしめるときに感じる力強さ。
喜びを伝えたい。
伝えながら生きたい。
Photographed by Marivi Troy at Huelva, Spain.