Sunday, January 31, 2016

☆☆宝塚歌劇、観劇初体験☆☆(男性性と女性性、オリエンタリズムについて)2016年1月月組公演「舞音-MANON-」/GOLDEN JAZZ(東京劇場)

今日は、ニスリーンです!

様々なご縁が重なり、

先日、以前から念願だった宝塚歌劇、観劇初体験してまいりました。

月組公演「舞音-MANON-」

ストーリー 以下、公式サイトからの引用です。

-フランス恋愛文学の最高峰の一つであり、バレエやオペラ作品としても人気の高い、アベ・プレヴォ作「マノン・レスコー」。将来を嘱望されるエリート青年が、自由奔放に生きる美少女マノンに魅せられ、その愛に翻弄されるドラマティックなラブストーリーを、20世紀初頭のフランス領インドシナに舞台を置き換え、アジアンテイストを散りばめた新鮮な世界観で描き出します。

1929年夏、フランス貴族の血を引く海軍将校シャルルは、駐屯先であるコーチシナ(現ベトナム南部)・サイゴンの港に到着する。熱帯地方独特の、湿ったけだるい空気に包まれたシャルルは、今までに感じたことのない強い運命の力が、自分を未知の世界に導いていくかのような不思議な予感にとらわれる。そんな彼の前に、黒髪の美少女が現れる。彼女は、社交界では有名な踊り子で、金持ちの男達の心を次々に捕えては、自由気儘に豪奢な暮らしをしていることから、“舞音(マノン)”と呼ばれていた。

一目で彼女に恋してしまったシャルルは、その想いを止めることが出来ず、マノンと共に避暑地のヴィラへと向かい、二人は至福の時を過ごす。しかし、マノンの兄、クオンが彼女を連れ戻しにやって来る。華僑のパトロンの元へと去ってしまったマノンを許すことが出来ないシャルルは、彼女を忘れようと苦悶するが、そんな彼を、旧友のクリストフが親身になって心配する。そして、シャルルがインドシナ総督の一人娘カロリーヌとの婚約の決心を固めようとした時、再び、彼の前にマノンが現れ・・・・。
-以上引用。

http://kageki.hankyu.co.jp/revue/2015/manon/



というもの。感想を一言で言うなら「一日中でも眺めていたい」です。

歌やダンスの素晴らしさは言うに及ばずですが、更に衣装、そして舞台装飾の美しさ!

舞台は20世紀初頭。東洋に創られた西洋人好みの高級クラブ。そこで舞うオリエンタリズムの象徴的な踊り子

と来たら、ベリーダンサーとしては身を乗り出さずには居られない設定でしょう。

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舞音役の愛希れいかさんの、鍛え上げられた故の優雅な身のこなしや衣装の華やかさ、

またバックアップダンサーの皆様のひらひらと裾の広がる衣装には目が♥になりっぱなしでした。

また、オリエンタリズム的美を絢爛豪華に演出しながらも、

「オリエンタリズムの背景にある植民地主義」をきちんと批判しているストーリーにも大変感動しました。

正直、フランスのエリート青年が自由奔放な東洋人との混血の美女に惹かれる、というあらすじを聞いた時は

また「西洋人の男=理性や文明の象徴」「東洋の女=愛欲や自然の象徴」に惑わされるという使い古された展開か・・とちょっと思ったのです。(ゴーギャン症候群とも言う)

でも、そのフォーマットを最後に壊して、

「人間としてどう生きるべきか」

という普遍的なテーマに持って行っていましたし、

舞音のことも単なる「男を惑わす美女」ではなく「植民地主義の被害者の一人」の人間として真摯に描いている、と感じました。


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同日公演のレヴュー「GOLDEN JAZZ」はあまりに盛りだくさんな内容なので、「こんなに見せて頂いてよいのでしょうか」と何だか心配になるくらいでした!

舞台の端から端まで見ていて楽しかったです。出来る事なら、名前が載っていないダンサーの方々にも一人一人手を取って「素敵でした」と言いたいくらいでした。

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更に宝塚歌劇全般の特色といえば「劇団員全員が女性」という点です。

私はこちらの記事に以前

女性「らしさ」は時代などに左右されること、
女性であっても、男性であっても、「女性性」を楽しむことはできることを書きました。

今回生の舞台で、男役の方々が「理想の男性」娘役の方々が「理想の女性」を内から引き出して形になさっているのを見て、やはり女性性、男性性はどちらかの性(医師の認定)に帰属するものというより、人間が持ち得る「性質」なのではないだろうか。とあらためて考えました。

表現方法は違いますが,私も、女性でありながら、ダンスを踊る時は自分の「理想の女性」を身体から引き出している感覚があります。


私の身体がその理想像を映す鏡なら、曇りない鏡でありたいものだなあと。

あまりに美しく、あまりに華やかな、フェアリーの皆様の残像と共に物思いにふけった半日でした。


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Wednesday, January 20, 2016

2/13(土)ニスリーンのデビューパーティー/出演者紹介【2】


こんにちは!ニスリーンです。
Nisreenデビューパーティーを盛り上げてくれる出演者のご紹介、
2人目は・・・

    
Miho

モロッコ旅行で見たショーに魅了され、ベリーダンスを始める。Sadiaに師事し3年半。

☆☆☆


華やか、でも何処か神秘的な存在感が目を惹くダンサーです。

お花にたとえるなら、深紅の芥子の花、といったところでしょうか!

細やかで切れのあるダンススタイルが特徴的な彼女ですが、
前回のベリーダンス劇では意外やコミカル(そして演技派!)な一面も開花させていました。


今回はオリエンタルのクラシックナンバーにチャレンジ。
軽やかなフィンガーシンバル捌きに御注目下さい!

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【2016/2/13(土)】ニスリーンのデビューパーティー


(場所)浜松町アジアンダイニング マンディール
東京都港区芝浦1-2-2 シーバンズ.ア.モール2F
03-3455-2994
浜松町駅南口改札から徒歩7
日の出駅西口から徒歩5分

(予定)
オープン18:30  
ビュッフェスタート19:00
ショー第一部スタート20:00
ショー第二部スタート20:45頃

(お値段)
ビュッフェ(メイン:カレー)+1ドリンク+2部制ショー 4000円
チケット制*前売りチケットのみ*

(お申し込み)

①お名前②人数③連絡先
お書き添えの上でお申し込みをお願い致します。(または出演者に直接お声がけ下さい。)
※※イベントページの「参加」ボタンだけではお申し込み完了になりませんのでご注意お願い致します。※※
(出演ダンサー)
Tariq, Miho,Rin .Nisreen

前売りチケットのみですので、恐縮ですがお早めにお申し込みをお願い致します。

Friday, January 8, 2016

2/13(土)ニスリーンのデビューパーティー/出演者紹介【1】

みなさま、遅ればせながら、あけましておめでとうございます!

2015年は、本当に様々お世話になりました。

今年もニスリーンを宜しくお願い致します。


さて、きたる2月13日(土)浜松町マンディールにて開催のニスリーンのデビューパーティーでは、

ベリークイーンの実力派の仲間達も華やかな踊りを披露してくれます!

一人一人、ご紹介していきたいと思います。

まず今回は、ベリークイーンのムードメーカー、


Rinちゃん♪


Rin 2006年よりベリーダンスを始める。
国内外のダンサー、インストラクターに師事した後、より深い表現力を得るため2012年よりSadia Camille氏の元、日々オリエンタルダンスの追及をしている。

Belly Queen Japan所属ダンサーとして大使館イベントへの出演や2015年にはCairo Nights東京galaへも出演。

他にも都内レストランショーへや自身主催でのイベント活動、インストラクターとしても活躍している。


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ステージ上の彼女は、まるでお菓子の国の妖精..!

くるくると変わる表情が本当にチャーミング。

お客様は必ず皆さん「見ていると思わず笑顔になる」とおっしゃいます。(*^^*)

もちろん、技術もばっちり!芯の強い、安定感のある踊りで魅せてくれます。

ぽんぽんと弾けるようにフォークロアを踊るイメージがすっかり定着していましたが、

「もっとしっとりとした大人な面もどんどん出していきたい!」とはりきっているRinちゃん。

当日のパフォーマンスも乞うご期待です!

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ニスリーンのデビューパーティー



(場所)浜松町アジアンダイニング マンディール
東京都港区芝浦1-2-2 シーバンズ.ア.モール2F
03-3455-2994
浜松町駅南口改札から徒歩7
日の出駅西口から徒歩5分

(予定)
オープン18:30  
ビュッフェスタート19:00
ショー第一部スタート20:00
ショー第二部スタート20:45頃

(お値段)
ビュッフェ(メイン:カレー)+1ドリンク+2部制ショー 4000円
チケット制*前売りチケットのみ*

(お申し込み)

①お名前②人数③連絡先
お書き添えの上でお申し込みをお願い致します。(または出演者に直接お声がけ下さい。)
※※イベントページの「参加」ボタンだけではお申し込み完了になりませんのでご注意お願い致します。※※
(出演ダンサー)
Tariq, Miho,Rin .Nisreen


前売りチケットのみですので、恐縮ですがお早めにお申し込みをお願い致します。(2016年1月末までお申し込み受付中)














[Bilingual post] Podcast S2: Ep9 – How Belly Dancing Expanded My Horizon /ポッドキャスト S2:エピソード9- ベリーダンスはどのように私の世界を広げたか

            Japanese follows English/ 日本語は英語の後に記載 Hello, this is Nisreen. Welcome to the ninth episode of Season Two of my podcast—it’s lov...