Sunday, June 21, 2015

ダンスは身体で話す言葉

こんにちは。ニスリーンです。

細々と英語を勉強しながら、ふと思うこと。
ダンスと語学って、ほんとに、似ている。

言葉も、ダンスも、目的は、「だれかに伝えること、分かち合う事」。

例えるなら


文法=基本姿勢
例文、構文=振り付け
語彙=テクニック

そして、じっさいに話す事=踊る事

のような。



painted by Nisrren




文法を理解していないと、言葉として意味を成さない。

例文のストックがないと、言葉は出てこない。

それを「伝えたい」と思った私の気持ちは、私だけのもので、誰とも違う筈なのだが、形にするにはまずは模倣するしかない。

語彙がないと、何かを言葉にできない。少ないと、同じ言葉を何度も使うしかない。

スピーチの時はそこに相手の反応が加わる。

特に小さな場なら、相手の反応を見て間合いや声音を変えたりもするかもしれない。

暗記したまま喋るだけだと、ロボットみたいになってしまう。



語学教材は
「●●さえしてればいいんだ」という強いキャッチコピーを付けたものもおおい。
例えば「聞き流すだけでいい」「語彙集を暗記するだけでいい」

「だったらいいなあ」と思うけど、残念ながら、これだけ複合的な要素を持つ「言語」を学ぶプロセスは、やっぱり複合的だし、時間がかかる。

言葉が変わると、思考のプロセスも、自らの感情の捉え方も変化する。

言葉のバックグラウンドとなる、文化、宗教、風土など、様々な要素が、この変化のヒントになる。

ダンスは身体で話す言葉のように感じる。

ただ、口からごまかしを言うよりも、ダンスで嘘をつく方が、ばれやすいような気がするのですが、どうでしょう..?


2015年6月21日









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