私はしつこく「ベリーダンスはエジプトかトルコだけじゃない!レバノン!レバノンも!!」と言っているのですが
特に歴代のダンサーの中でも「Queen of drum solo」はSamara!とひそかに思っています。
Samaraはイラク人だそうですが、レバノンのTV番組で特に80年代に大活躍したダンサー。
滑らかに情感豊かにメロディーで踊るところもまた素晴らしいですが
彼女の名物といえばやはりドラムソロではないでしょうか?
(そしてバックベンド!)
↓埋め込みできませんでしたが、vimeoの動画です。ドラムソロだけでもたっぷり10分以上踊ってます。(3分辺りから)
Samara ショー
こちら、ビデオの解説欄に英語でSamaraについての紹介も書かれていますのでざっくりと概要だけ訳しますと、
イラク生まれのダンサーSamaraのレバノンのTV番組でのショー。
イラクのバクダッドから、レバノンのベイルートへ、80年代初期に移り住み、その後ダンサーとして人気を博す。1986年に母になり、子育てや家庭の事情などで長らくダンサーとしては姿を消していた(ただしその間もブラジルにアカデミーを開いたり、国際的にダンス講師としては活躍していたらしい)が、2008年にカムバックを果たした。
ヒップワークは燃え上がる炎のように烈しいですが、エネルギーはしっかりとコントロールしていますね。
静と動、抑制と爆発のバランスが、まさにクラッシックなレバノンのオリエンタル・ダンスという感じです。
観客の白熱ぶりもすごいですね。お客さんと一体になってこそのベリーダンスなんだなあと感じずにはいられません。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
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