Posts

Showing posts from March, 2015

どこ見てるの?

Image
突然ですが、私アメリカの30〜50年代くらいのミュージカル映画を見るのが好きです。人を楽しませるために文字通り命をかけている感じ。キラキラした非現実の世界。 何と言っても、ダンスシーンがてんこもり!ダンス>ストーリーラインと言って良い程。 見続けていると、ふとある事に気付く。それは、目線。 シアターダンスやジャズダンス、タップダンスって、基本「目線は常に観客」という感じ。 後ろを向いたり、デュエット同士で向き合う事はあっても、目線を落とす事はなかなかない。 (悲しみを見せる等以外は)御法度なのではないかという印象さえある。(習った事がないので想像ですが) 古い作品だけでなく、比較的新しい作品もその点はいっしょ。 前へ、前へ、「攻めて」くる感じ。 なぜその事が気になったかと言えば、オリエンタルダンスとは全然違うから。 ほぼ近い年代、やはり黄金期のエジプト映画。 それぞれに個性の違うダンサーなのだけど、ずっと観客のほうを直視し続けるという事はなく、目線を肩口に落とす、目を伏せる瞬間がある。 でもそれが自信なさげ、というのではなくむしろ「人生の美味しいとこ知ってんのよ~」とでもいうように、確信に満ちて、魅惑的。 攻めるというより、見る者を引き込む方向性。 そういう意味で、見ていて少しオリエンタルダンスと通じる部分があるかも?と思うのは、フラメンコ。 好き。Manuela Carrasco 音楽も、身体の使い方ももちろん全然違うのだけど、 目線の使い方。外よりも、内面を向いている、ように見える。 私は、長い間、踊る時はかならず真っすぐお客さんの方を見て笑わないと!と思っていた。 昔Band Wagonを見ていた事が関係してたりして..?

Pole Dance Tokyo発表会Vol.14を観に行って来ました!

Image
同じく ベリークイーンジャパン の美しいダンサー、 Lela( Samantha) ちゃんは、ベリーダンスだけではなく、ポールダンス等他のダンスも踊ります。^^* 今日は彼女の通うポールダンス教室の晴れ舞台を観に行って来ました!こちらの教室はとても大規模な様子で、ポールダンスだけではなくエアリアルやフロアでのダンスなども盛りだくさんでした。 Today I went to see my beautiful felllow dancer of Belly Queen Japan, Lela Samantha's oher cup of tea.. Pole Dance recital! It is my first time to see Pole Dance show. Pole Dance Tokyo seems to be a large scaled school and their reach is not only Pole dancing but the other dance forms such as Airial, show dance.. フライヤーより。右から2番目がLelaちゃん。 今回彼女の出番はバーレスク。正確には、バーレスクっぽい雰囲気をまとったチェアダンス。世界観としては、ミュージカルのCHICAGOや映画のBurlesqueの感じが近いかな? あまりに官 能的なので、拍手も忘れてぼわ〜〜〜っと見てしまいました。 黒ランジェリーは最強。(何) sositeやはりというか先生のダイアナさんは素晴らしかった。身体能力は言うに及ばず、オーラがすごい。出て来ただけで鳥肌でしたもん。 Lela was in '' Burlesue team'',   a chair dance with some atmosphere of Burlesque , more like '' Chicago''  or that Aguilera's movie rather than classic Burlesque. I even forget to applause because of the hotness and sensua

2015年3月15日のショーDelightful Duets後記

Image
先日 ベリークイーンジャパン のショーDelightful Duetsに来て下さった皆様、改めてどうもありがとうございました。(ちょうど1週間前になりますね) まだ寒さは残りながらも、春の訪れを感じさせる穏やかな日でした。 全員で写真を撮ってもらえばよかったな、と後で後悔しました。いつもショーの時は写真を忘れてしまう。 最初の出番はソロ。初・ターキッシュドロップで緊張しましたが、「着地」できてホッ。 もともとLayla Sharifiさんのレストランでのデビューパーティーでのパフォーマンス用に作った振り付けでしたが、どちらかと言うとステージ向きの曲に思え、Sadia先生に見て頂きながら数ヶ月かけて作り直したものでした。 オリエンタルな旋律にスパニッシュなスパイスが入ったHossam Ramzyの曲。 「グラナダで、遠い昔の恋の記憶を思い起こしている孤独な旅人」・・な、イメージ、でした。 このダンスを踊っているときの感覚は、兎に角不思議でした。 自分の内面で(ベリーロールしているお腹の中?)、男性的な部分と女性的な部分、両方の感覚がせめぎあってるような感じとでもいうのか。奇妙な(良い意味で!)経験でした。 2番目は、Sadia先生、Salmaさん、Ranineさん、私の4人でフィンガーシンバルを使ったダンス。フェイスベールとサイーディドレスで、エジプトあたりの町娘に変身。 これは本当に明るい曲なので、ニコニコしながら踊れました。フェイスベールがあるのであまり顔が見えなかったかもしれませんが。^^;(そして生憎4人揃ってる写真がなかった) そして最後の出番は、Laylaさんとのデュエット。彼女は米国への移住を控えているので、これが日本では最初で最後の、彼女とのデュエットの機会かもと思うと感慨深かったです。これもフィンガーシンバル、同時にヴェールを使った、アップビートで楽しい曲。幼なじみの間の恋がテーマでした。 皆さん沢山手拍子をして下さり嬉しかったです。 とっても気に入っている写真。まさにThe dance sistersと言う感じ! ここにはかききれませんが、袖で皆の踊りを見ていても、個性が色とりどりのお花みたいでそれぞれに美しかったです。 来て下さった皆様にも、ショー全体への嬉しいお声をたく

3月15日はショー、そしてフリーマーケット!

Image
明日はいよいよBelly Queen Japanのリサイタル。 本日は朝から2時間レッスン、帰って来てからはトランクに衣装を詰め家中ピカピカにして気分を高めておりました。^^ さてさて、また明日は池袋のインポートギャラリーアコさん https://www.facebook.com/pages/Akonet-studio-photos/1474249889494435?pnref=lhc で、フリーマーケットの日でもあります。フリマの情報はこちら、石田さんのブログ。ベリーダンスやボリウッド、衣装などの販売があるそうです。池袋からすぐ!とっても便利な場所で私も最近とてもお世話になっております。 http://blog.akonet.jp/article/114916356.html ショーとかぶっているので身体は参加はできませんが、自作のポストカード、I am a Belly Dancer シリーズを販売して頂くことになりました。(いちおう、というかもともと美術畑だったり。) カードは1枚200円で、うち40%、80円はタイ象保護センター内象病院に寄付となります。熱心に動物の保護活動に参加されている石田さんの姿勢に心打たれ、ささやかながら何か出来ないかなあ..と考えた次第です。 1枚1枚、ベリーダンサーのレジェンドと呼ばれる人達がモデルになっております。 もうご存知の方もいるかとは思いますが.. 一部チラ見せ☆ テーマはそのまんま、「I am a Belly Dancer」な気分を高めるカード、です。笑 Nisreenのアートページもあるのでお気に入ったらぜひ「いいね」してくださいませ。 https://www.facebook.com/pages/Nisreens-art-world/1514085775471649 明日のショーもまた宜しくお願いします。そうそう、東中野は急行が停まりませんのでお気をつけを〜。

Eye candyな衣装 -costume fever-

Image
この衣装!かわいい!!ともだえてしまった動画のうち3つをシェアいたします。もちろん踊り自体が素晴らしい動画ばかり。どーしても私の好みはアメリカンキャバレーに偏りがち.. ベールとスカートがおそろいのふりふり。 まるで夕日のような上品なオレンジ。 フリンジは正義。フリンジ最高。

ジプシー=ロマ、にあらず

Image
ダンス仲間のLayla Sharifiさんが、またもとても大事な問題をシェアしてくれました。 私も勉強中の話題ですが、解る範囲で書きます。 わりとよく耳にする「ジプシー」ダンスという言葉ですが、 「ジプシー」が本来侮蔑語であり、差別用語であるという事は、日本でもそのほかの国でも認知され始めて日が浅いようです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/ジプシー 音楽のバンドに「ジプシーキングス」という人達がいましたが、あれは敢えて侮蔑語を自称するというところに意味があったそう。アメリカの黒人のミュージシャンが「ニxー」と自称するようなものかしら。 こちらは、アメリカのダラス在住のロマの女性が書いた「ジプシー」という言葉がなぜ侮辱に成るのか、そしてそれにまつわる経験についての記事です。( http://gypsyappropriations.blogspot.jp/2010/04/problem-with-word-gypsy.html  英語です。) 彼女が言うには、現在のアメリカにおいて「ジプシー」はほぼ流浪の民とか移動型のライフスタイルを指す言葉になっているとのこと。ロマンティックで奔放なイメージを重ねる人も多い、という点は日本と同じですね。 これは「ジプシーのエスメラルダ」に扮したイタリアの女優Gina Lollobrigidaです.. でも「ロマ」はれっきとした人種、民族をさす言葉である。またロマが国から国へ放浪を余儀なくされたのは各国での人種差別や抑圧の過酷さゆえであるということも説明した上で、「自由で気まま」という単純なイメージの持ち方を批判しています。 * しかしここで、じゃあ単純にジプシーをロマと言い換えればいいのか?というと、それも違う・・・という問題があります。 今「ジプシー」と一般に呼ばれている人たちの中には様々な民族がおり、「ロマ」だけではないのですね。 たとえば中東なら、「ドム」という民族もいます。   http://en.wikipedia.org/wiki/Dom_people ほか、アイルランドやスペイン、アルメニア、インドなどなど、それぞれの国でそれぞれの文化や習慣、言語を持った集団がいますので、「ロマ」はその種々の中の一つの集団に過ぎないのですね。 「ジプシー」

腹踊り

Image
ヒップスカーフ。 色んな種類がありますが、私はフリンジ付いたのがいちばん好きかもしれません。 柄にもなく自撮りなぞ。 踊るとさらさら揺れて綺麗。 フリンジ、って響がもう、素敵。  そうそう、ベリーダンスはお腹を出すのがいやだ、という方が思っていたより多いみたいですが、なにも、むりに出さなくてもよいんじゃないかと思います。  じぶんが腹出しながら言うのもなんですが。 出すと動きが見やすいというだけな気が。 私はボディーヒーxーで踊るなんて無茶して、暑くなったら(当然暑い)まくっておりました。 そういえばバレエダンサーの方に、ベリーダンスをしている人のお腹は独特な筋肉が付いてますね、と言われたことがあります。   ベリーダンスって、和訳したら、腹踊り。 この名称はどうなんだ、という事は、発案の地である米国でも議論されている。 踊るとき使うのはお腹だけじゃないですしね。 歴史的な背景なんかも考えると、複雑である。 ただ確かに、いっぱい踊るとお腹に柔らかな筋肉はつきます。それは確か。 ☆ ☆ ☆ ☆ **********ニスリーンの現在のレッスン************* ◾︎ヒラソル銀座ダンススクール Bスタジオ (火)曜日20:35−21:35 ベーシック  http://girasolginza.jp/ 銀座駅徒歩5分 ◾︎ビースター立川校 毎週(木)曜日16:00−17: 25  基礎 http://beastar.jp 立川駅徒歩6分 どちらも、ダンス未経験の方、ブランクがあって基礎からじっくりやりたい方、大歓迎です☆

Women's day と踊りと

Image
1日遅れてしまったが、3/8は国際女性デーだった。 http://ja.m.wikipedia.org/wiki/国際女性デー 「女性の政治的自由と平等のためにたたかう」として定められた日。 好きな服を着て歩けること。字が読めること。働けること。投票できること。そして好きな踊りを踊れること。「にんげん」であること。 わたしの、当たり前の日常。 それも、先人たちがたたかって切り拓いた道があったからこそ、なんだなあ。そんな事を感じながら。 ** 今夜は池袋のインポートギャラリー・アコさんで、3月15日のショーに備えてリハーサルでした。 毎回なのだけど、自分も踊ると本番で他の人の踊りが見られ無い時がくやしい。 そのくらいみんな個性豊かで楽しいのです。ふふ。 ***************************** DELIGHTFUL DUETS (Belly Queen Japan 春の発表会)(Sadia Camille主催) ◆2015.3.15(日) 13:00 開場 13:30 開演 ◆会場 驢馬駱駝 ろまらくだ 〒164-0003 東京都中野区東中野2-25-6 9F     ◆チケット(ワンドリンク付き) 前売り 2500円 当日券 3000円    ◆お申込 出演者にお問い合わせくださるか、 bellyqueenshow@gmail.com  宛て にメールをお願い致します。

銀の船と青い海

Image
萩尾望都さんの童話集、買ってしまいました!ご存知ない方へ、萩尾さんは70年代少女漫画黄金期を彩った巨匠の1人です。哲学的でもあり、叙情的でもある作風が独特。 小学生時代から、当時流行していた少女漫画より、70sの少女漫画のほうが好きでした。叙情性のあるところ、異国への憧れなど、呼んでいて浸る感覚が堪らなかったですね。この本は、その叙情性を抽出して短いお話にして集めたような本だと思いました。 原画展もあるそうです。ちょうど銀座なので、火曜日あたりレッスン前に行きたいな。http://www.span-art.co.jp/exhibition/201503hagiomoto.html **********ニスリーンの現在のレッスン************* ◾︎ヒラソル銀座ダンススクール Bスタジオ (火)曜日20:35−21:35 ベーシック http://girasolginza.jp/ 銀座駅徒歩5分 ◾︎ビースター立川校 毎週(木)曜日16:00−17: 25  基礎 http://beastar.jp 立川駅徒歩6分