ベリーダンスの中のヴェールについて
みなさんこんにちは、オリエンタルを日々是研究★ベリーダンサー、Nisreen(ニスリーン)です。 ベリーダンスの代表的なプロップ(小道具)のひとつに「ヴェール」があります。 名前の通り、薄手の布で、あるとパフォーマンスが格段に華やかになります。 どんなヴェールが良いのかな?と考えた時、考慮するポイントが実は一杯。 ◆生地 ・平織シルク(シルク、と記載されているのは大抵これです。)・シフォン・ポリエステル・オーガンジー・シルクラメ (複数混ざっている場合あり) などなど。 ◆形 ・長方形(レクタンギュラー)・半円(ハーフサーキュラー)・円(サーキュラー)・ 裾がギザギザした形にカットアウトされている物もあります。 (※日本ではほとんど見ません) ◆飾り 裾にビーズの飾りやフリンジがついているものも。 ◆模様 ・無地・タイダイ染め・ストライプや水玉などの柄入り ◆色 ・衣装と同系色 ・衣装と逆にまったく違う色 ◆透け感 ・ヴェールをかざすと向こう側の人の姿が見えるくらいの透け感・全く見えないくらいの透け感 ◆大きさ ・腕を左右にピンと張ってヴェールを持った時に、幅が余るか・余らないか (参考として、私は身長164そこそこです。 約250cm*120cmの大きさのヴェールが割とちょうどよく、これより幅が短いとつんつるてんです。) ◆重さ ・ふわふわと軽いか・ずっしりと重みがあるか などなど。要は扱いやすい大きさの布でありさえすればいいのでかなり自由! 既製品では飽き足らず、自分で布を買ってきてカットしたり、オーダーするダンサーさんもいますよ。 実は振り付けの内容によってどんなヴェールが扱いやすいのか?という部分も違ってきますので、先生につど確認しましょう。 ざっくりと言うと、 体をフレームのように縁取る小道具として扱ったり、素早く翻すような技にはやや重みのある素材 (シフォンやポリエステルなど)が向いており、平織シルクだと難しく感じるかもしれません。 4・17あたりからヴェールワーク Artemis Mouratさん 逆にヴェールを ふわふわ~~と風に棚引かせる ような振り付けの場合、平織シルクはとても美しく見えると思います。 (※ここ10年くらい??日本では平織シルクが流行でみた