[Bilingual posst] 独り立ちして変わることと、変わらないこと。Leaving the nest

高校2年生の頃を突然、思い出した。
Suddenly, I flashed back to my high school days. I was a sophomore.

当時私は美術大学の受験を見据えていて、とは言え3年生ほど焦ってはいなくて、
ただただ「描きたいから」という一心で、毎日毎日、美術予備校でデッサンをしていた。

I had been keenly studying art and was on track to go to an art university. Although it was a hard road to pass the entrance test, at that point I was simply happy about being able to draw every day in the private tutoring school.

描いていたのは、石膏像とか、青い瓶やリンゴがストライプの布を描けた台に乗ったやつとか・・何時間も描いていると、鉛筆で手が真っ黒になった。

Plaster statues, blue glass bottles, apples, striped cloth on the table... they were my partners. My hands got black as I draw them for hours.

鉛筆を塗り重ねていくと、私のすごした時間が、リンゴや瓶の中に刻み込まれていくのがわかって、それがとてもうれしかった。
私はなぜか、私が過ごしている時間を、何か他の人にも見える形に「翻訳したい」という気持ちに執りつかれていた。

 And as the drawing got more shades of grey, the time I spent and felt poured into the canvas. I was driven by the desire to transmit my feelings of the life to the observers through drawing.

その後、私は絵を描くよりももっとこの執着を燃やすことができる方法を見つけてしまった・・ベリーダンス!だった。

After the high school days, I found a new way of getting into this desire even more. It was Belly Dance / Oriental Dance.


情熱といえば聞こえはいいけど、「業」という言い方がぴったりくる。2011年の暮れに出会ってから、教えてくださった先生Sadiaは、そんな「業」を「芸」に持っていくためにどうしたらいいのか、ありとあらゆる方法を導き出してくださっていた。
そのおかげで、私は自分の中にダンサーを見つけることができた。

My passion can be called obsession, or maybe simply weirdness. I met my dance mother Sadia at the end of 2011. She helped me in every possible way to turn my obsession into an art. This is why I found out a dancer in me.

今、いろいろなことを考え、私は7年近く慣れ親しんだ先生のベリークイーンという巣を離れることにした。
でも私はこれからはさらに、自分の「業」を、人を喜ばせたり幸せにさせたりする「芸」とすることができるよう、考えたい。もちろん教えること以上に、学ぶことをやめない。そして踊って、時にはちょっと立ち止まっても、道を歩み続けたいと思う。

Although I leave the nest -her school, Belly Queen where I spent 7 years, I'll follow my inner voice and keep honing my technique, my intelligence, and my weirdness- to raise it to an art that makes people happy. I never stop learning not only teaching.

教わったことを生かす。伝える。それは何というか、ダンサーを見出して、自分がほんとうにすくわれたということ、そのことには感謝してもしきれないことによる強い衝動なのかな、とも。

I want to give what I was given through teaching and performing. I feel this urge because the encounter to the dancer in me made me live again. I'll never appreciate it enough.
そしてやはり変わらないのは、こういうことは周囲の人の温かさ、そして存在がないとできない、ということ。
ありがとうございます、そしてこれからもよろしくお願いします。

I can't do this or be "myself" without people who surround me.
Thank you for being there- and thank you for being you.
















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