Posts

Showing posts from July, 2017

カリフォルニアDiva Intensive Dance Retreat〜3日目〜6/25/2017

Image
カリフォルニア州 Los Gatos まで飛んで、参加してまいりました。 Isis ウィング創始者の大ベテランダンサー、 Ma*shuqa (クリックするとウェブサイト開きます。) 先生の主催する、3日間にわたる Diva Dancer Professional development Intensive Retreat 2日目①です。 1日目 ⑴はこちらから。   ⑵はこちらから。 2日目①はこちらから。   2日目②はこちらから。 いよいよリトリート最後の日。 この日は、様々なマカームと、その例になる音楽、そして即興で色々な楽器のタクシーム(即興演奏)に合わせて踊った。 音楽を、手でなぞるように、注意深く聞き取っていく。 やはり、こういう時が一番、ワクワクする。 「音楽は体重移動」・・これまで習ったメソッドと、耳から聞き取ったものを上手くリンクさせようと必死になっているうちに、何だか一つ「上がった」感覚があった。 撮影:Carl Sermon ダンスをしていると、数ヶ月〜1年に一度くらい、こういう時がある。 一段階、自分の感覚の精度が上がる瞬間。 ** ふと、アメリカに来る直前に師匠サディアと交わしていた会話を思い出す。 アメリカで披露する予定の録音音源でのショーのルーティーン (実際は予定が変わって、録音でのショーはなくなってしまったんだけど;^^) をプライベートレッスンで踊ってみせた私に、彼女はこう言ったのだ。 「ニスリーン、いったいどうしたの?なんか力が入りすぎてる。」 アメリカで、みんなに上手に見られたい、色々と良くしてくれるマシューカをがっかりさせたくない..そんな私のちっぽけな 気負い、緊張、見栄. .そんなもの、大先生のサディアにはバレバレだった。笑 彼女は、言い聞かせる様にこう続けた。 「ダンサーとして、上手く踊りたい、良い印象を与えたいと思うのは自然なこと。よくわかるの。でも、あなたという存在は一人しかいないんだから。 あなた以外の誰かになろうとするのはよしなさい。」 真に自分である、ということ..。 それは、きっと、自分のエゴに惑わされず、音楽の言葉に無心に耳を傾けること、なのかもしれないな。 そんなことを思った。 ** 夜はドラムやドフな

カリフォルニアDiva Intensive Dance Retreat〜2日目②〜6/24/2017

Image
カリフォルニア州 Los Gatos まで飛んで、参加してまいりました。 Isis ウィング創始者の大ベテランダンサー、 Ma*shuqa (クリックするとウェブサイト開きます。) 先生の主催する、3日間にわたる Diva Dancer Professional development Intensive Retreat 2日目①です。 1日目 ⑴はこちらから。   ⑵はこちらから。 2日目①はこちらから。 いよいよ、レストランショーで私の出番。 この日選んだ曲は、ゆっくりとした神秘的な印象の曲Temple Danceと、アップテンポの曲Darvishの2曲。 演奏するバンド、Light Rainはカリフォルニアを拠点としたベテランのバンド。(FB pageは こちら。 ) リーダーのDougさん(こちら ウェブサイト )はもともとはフォーク歌手だったのが、恋人(のちの奥様。バランシングで伝説になったダンサーDeAnnさん。)がベリーダンサーであったこともきっかけとなり、東洋に想を得たベリーダンス音楽をたくさん創ることとなったらしい。 道理で、彼らの音楽は伝統的なアラブ音楽ともトルコ音楽とも違うけれども、それでいて何だか「ベリーダンス向き」な夢のある音楽なのだった。 「今夜は、一番遠いところからお迎えしたダンサーがいます!東京から来た、ニスリーン!」 そんなかけ声と温かい歓声に迎えられて、一度踊りだせば、緊張よりも楽しさの方が勝る。 ああ、踊りたくてこんな遠くまで、来てしまったんだな。と思うと何だか少し面白くなってきた。完璧に行かなくても、楽しんで、踊ろう。 Carl さんが素敵な写真とビデオを撮って下さいました! Carlさんのフォトグラフィーのページは こちら 。 踊り終わって休憩時間になると、Dougさんが微笑んで「素晴らしかったですよ。」と声をかけて下さった。 「私こそご一緒に踊れて光栄です。」と伝えると 「あなたの踊りを見ていると、音楽のことを物凄く学んでこられているのが明らかに分かりますよ。」 「またご一緒出来る機会があればと思います。 」 と...。 Ma*shuqaは「彼は色々なダンサーを見ているし、誰にでもそういうことを言う人じゃないですよ。自信もってね。」と。

カリフォルニアDiva Intensive Dance Retreat〜2日目①〜6/24/2017

Image
カリフォルニア州 Los Gatos まで飛んで、参加してまいりました。 Isis ウィング創始者の大ベテランダンサー、 Ma*shuqa (クリックするとウェブサイト開きます。) 先生の主催する、3日間にわたる Diva Dancer Professional development Intensive Retreat 2日目①です。 1日目 ⑴はこちらから。   ⑵はこちらから。 6 月 24 日 この日は朝から沢山のステップを学んだ。 どちらかというと座学がメインだった昨日と比べると、より実践的な内容。 ステップを組み合わせることで無限にコンビネーションが生まれるということ。これは、頭も使う。 「ダンスは床とのコネクション」 など、日頃サディアと学んでいる内容との共通点がたくさんあった。 撮影:Carl Sermon Carlさんのウェブサイトは こちら。 また即興で様々な楽器の音色に合わせて踊る時、 「カウントではなくてメロディーをすくい上げて歌うように踊ること。」 「緩急をつけて、ドラマを創り出すこと。」 と言うのはいつも私が考えていたことと合致するので嬉しくなった。 「私はカウントで手を動かすからバタバタしていたみたい。思ってたよりずっとゆっくりでいいんだ。」という Amy 。 ステップはリズム、手は主にメロディーではないかというのが私の発見。  この辺の先生でも、 Ma*shuqa のように振り付けだけではなく即興で踊ることを指導している先生は殆ど居ないらしい。 講師にとっては振り付けを教えるよりも即興の極意を教える方が遥かに難易度が高い(し、生徒側も新しい振り付けをとにかく教えて欲しいという方の方が多いのではないかと思う。振り付けは振り付けで大事だと思うけれど。)ので、これは想像に難くない。 Mashuqaの鮮やかな即興。 授業の後、夜はいよいよレストランショー。 皆で急いでメイク。 「そのメイク可愛いね!」 「つけまつげの糊貸して~。」 賑やかな準備風景はやっぱり日本と同じ。 Carl の運転するバンで、サンフランシスコのレストラン、 Al Masri に向かう。 *** Al Masri は、テーマパークのような可

カリフォルニアDiva Intensive Dance Retreat〜1日目②〜6/23/2017

Image
カリフォルニア州Los Gatosまで飛んで、参加してまいりました。 Isisウィング創始者の大ベテランダンサー、 Ma*shuqa 先生の主催する、3日間にわたる Diva Dancer Professional development Intensive Retreat 1日目⑵です。 ⑴はこちらから。 1日目の夜はMa*shuqa邸のお庭でパーティー。 それもシェフ.Carlの料理するpaellaを囲みながら.. 写真家Carlがシェフに変身。 講座で頭と体をたっぷり使った後なのでご飯も進む! 撮影:Carl Sermon 参加者の皆もどんどんリラックスしてきて、 「Ma*shuqaとCarlはどうやって知り合ったんですかー?!」 なんて無邪気な恋話できゃっきゃと沸き立つ。まるで修学旅行。 そしてこういう時の話題は万国共通。笑 お二人はもうすぐ結婚して48周年を迎えられるそうで、 「長年の仲良しの秘訣は?」という質問には 「 Respect(敬意) と Trust(信頼) 」 とお二人とも即答。 さらにMa*shuqaは「あとはお互いに同じ道を歩むことに違和感ない、っていうのも大事だと思う。たとえば彼がバリバリの保守でトランプサポーターになるような人だったら...ずっと一緒に居るのは厳しかったでしょうね。」 とそこからはタイムリーな政治問題について盛り上がる。 楽しい夜は更けてゆく..。 2日目に続きます。 ☆☆☆☆☆ニスリーンのベリーダンスレッスン☆☆☆☆ ☆ Belly Queen ( 中野 )  ※ 2017 年 1 月より日時変更 中野駅徒歩5分、ベリークイーンスタジオにて。 毎週(土)曜日、 15 時~ 16 時 オリエンタルベーシック http://www.bellyqueenjapan.com/ luxsharqui ☆ gmail.com (お問い合わせ先) 新規生徒さん募集中 ♪♪ 一緒に楽しく踊りましょう!

カリフォルニアDiva Intensive Dance Retreat〜1日目①〜6/23/2017

Image
こんにちは!ニスリーンです。 ついに・・カリフォルニア州Los Gatosまで飛んで、参加してまいりました。 Isisウィング創始者の大ベテランダンサー、 Ma*shuqa 先生の主催する、3日間にわたる Diva Dancer Professional development Intensive Retreat です。 場所は先生の自宅でもあるひっそりと美しい庭に佇むスタジオ・・。 まるでおとぎの国のような素敵な場所です。 愛犬、ハチ公(もとは違う名前だったのに、渋谷でハチ公を見て改名されたそうです!)がお出迎え。 ペルシャ絨毯やタペストリーがふんだんに飾られた夢のあるスタジオ。 公私ともにパートナーである、写真家のCarlさんと文字通り本当の家族のように迎えて下さいました。 まずはリトリートについて綴って行きます。 **** 1日目に、最初に圧倒されたのは 資料の量。 数十ページに渡って綴られているのは、 音楽、歴史、文化背景に始まり、先生独自のメソッドによるウォームアップやストレッチ体操、ステップの種類、フィンガーシンバルの奏法 など。 これだけの物を作り上げるのにどれだけの時間とエネルギーを注いできたのか。気が遠くなる程。その智識を全く惜しみなく渡して下さる気前の良さ。 それも マッサージボールとタンブラー、オリジナルのペン、お菓子 のプレゼント付き。もはや気前良過ぎ! 写真には写っていませんが可愛い水分補給用タンブラーも。 このリトリートの特色は何と言っても少人数制であること。 今回の参加者は私を入れて5人。私以外は全員が地元っ子で、極東からやって来た私を「 遠くからようこそ!」 と歓迎してくださった。 クラスはCarlが用意してくれた果物やお菓子、食べ物をつまみながらリラックスした雰囲気。おもてなしされている感満々..。 食べ物がたくさん! 「私はジルやりたい」「次はベールがやりたい」 など あくまで生徒が主体的 にクラスを作っていく。 また、何とも濃厚だったのはディスカッションの時間。テーマの例を挙げると 「本場中東でベリーダンスは人気だけど、大抵は自分の娘や奥さんにはやってほしくないと答えると言いますね。どうしてだと思