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レバニーズスタイルのベリーダンス

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こんにちは!オリエンタルを日々是研究、ニスリーンです。 自然災害が続く今日この頃。どうかみなさま、安全第一でお過ごしください! そして、このような悪天候の中で人々の安全を守る仕事をされている方々に敬意を表します。 ** 今日は レバニーズスタイルのベリーダンス (主に90年代)について取り上げたいと思います。 こちらの記事 にもレバニーズのビデオを増やしました。 ↓面白いビデオを見つけました。前半はモダンエジプシャンスタイルのベリーダンスのカリスマともいえる Dina 、後半は同時代に大変な人気をはくしたという(今もご活躍)レバニーズダンサー Howaida El Hesham のパフォーマンスになっています。 ベリーダンスは、どのスタイルも基本のステップや、テクニックは共通しています。 さらに、ダンサーひとりひとりに個性があります。 しかし、まず第一に使用される音楽の違い、そしてエネルギーの使い方にスタイリングの特徴が表れるとも言われています。 レバニーズスタイルに特に目立つ部分としては、一般的に下記のような内容を挙げられると思います。 音楽 ・ダブケのレパートリーを良く入れている(ダブケで細いケーンを扱うこともあり。) ・レバノンのポップスも豊富 ・ オリエンタルダンスに使われる古典曲は、エジプシャンスタイルと共通するレパートリーも多い (※アラブの広い地域で愛されている音楽は多いため。ちなみに上のクリップでHowaidaが踊っている曲はアルジェリア人の伝説的歌手、 Wardaによる haramt ahebak ) 音楽の解釈 ・歌詞に合わせた手の動きなど、詩的な表現が出てくることがある。 ・手の動きやトラベリングでメロディを表現しながら、ヒップワークやステップ、ショルダーワークでビートを表現することが多い。 衣装 ・衣装は色々だが(パンツスタイルも見られる)、比較的、ドレスよりべドラー型が多く見受けられる。 ・ヒールのある靴を使用することが多い。(トルコのダンサーのようなピンヒールはあまり見られない。) エネルギー ・上半身は上に引き上げて、どちらかというと 「弛緩」 よりは 「覚醒」 のイメージ(もちろんリラックスは大切だがエジプシャンと比べると。) ・ゆったりと踊ったら次