A Belly Dancing Visual Artist, Nisreen's Bilingual Diary ; I started my own podcast /踊ったり絵を描いたりする人の日英書庫・Podcast運営中
Monday, May 18, 2020
ITが語学とダンスに与える影響 その2
こんにちは、オリエンタルを日々是研究★ニスリーンです!
これは前回の記事の続きです。最近Instagramにダンス動画を投稿するにあたり、Courtneyという方が主催している「Courtney's Quarantine Improv Challenge!」(即興ダンスチャレンジ)ハッシュタグ企画にぼちぼち参加をしています。私のターキッシュロマの先生、Ozmaさんが誘ってくださいました💛
毎日ダンスする曲リストが決まっていて、それに合わせて踊ります。
ベリーダンス(オリエンタルダンス)に特化してはおらず、アラブなど中東地域の音楽と、西洋の音楽が毎日ほぼ交互に来るような感じの曲目になっています。
「この曲でどうやって踊ればよいの?」という感じで戸惑ったりもしたのですが、続けているうちに面白みが見えてきました。+な点は大きく4つあります。
1「自分では絶対に選ばない曲で踊ることで殻が破れること」
2「知らない曲でも踊り続けることで瞬発力が芽生えること」
3「動画を投稿することで自分を客観視すること」
4「同じリストで踊ることで、他のダンサーとの連帯感が生まれること」
特に2。振り付けなどを磨き込んで完成させていくという訓練もまた大切ですが、
毎日の生活の中で、考えすぎずに踊り続ける。という感性もやはり欠かせない要素だと思います。
このハッシュタグに限っては「オリエンタルダンス」とはかけ離れた音楽や踊りもあるのですが、広く体の感能力や即興力を養うという意味では間接的に関係はしていますね。
3も自分を動画で客観視することの良い点でしょう。ただし、投稿がメインになってしまって、肝心のダンスの練習そして自分と向き合うことがおろそかになってしまっては本末転倒ですが・・。(自分で書いて自分の耳が痛いやつ)
最近行っているZOOMレッスンも、自分の教えているレッスンを録画して見直すと自分の弱点も良いところも良くわかるので、いい意味で緊張感を感じます。
ITの力を借りると、「何となく」「曖昧」にしていた課題が白日のもとにさらされる、明らかにされる。そんな場面が増えると思うことがあります。
Sunday, May 17, 2020
ITが語学とダンスに与える影響 その1
こんにちは、オリエンタルを日々是研究★ニスリーンです!
自宅待機せざるを得ない状況の中、語学学習に精が出るという方が多いような気がしたので、私が最近ハマっている英語学習方法をご紹介します。
それは発音矯正アプリELSA Speakです!※回し者ではありません
https://play.google.com/store/apps/details?id=us.nobarriers.elsa&hl=ja
アプリ初期設定時に、母国語が選べるようになっています。
母国語を日本語にすると、日本語ネイティヴが特に苦手としがちな「RとL使い分け」「Thの発音」「シュワの使いこなし」などに特化した課題を出してくれて、AIが発音を採点してくれます。
この辺りの発音や文法の癖は、よほど意識的に取り組まないと改善が難しい点だと感じています。私は日常的に仕事などで英語を使用していますが、それでも、です。
ただし、矛盾しているようですが、日本語ネイティヴの英語になんとなく日本語のリズムや趣きがあってもそれはそれでよいではないですか。と私は思っています。
特に日本では学校でアメリカ英語を習うからかもしれません。
語学学習のコミュニティを覗くと、イギリス英語でもなく、オーストラリア、ニュージーランド英語でもなく、アメリカのアクセントでしゃべれないとへたくそな英語だ、と多くの方が信じていて、アメリカ人っぽく聞こえる、というところをやけに重視している節があるな・・と思う時があります。
たとえば、政治家の小池百合子さんが英語で情報発信をした時に、彼女の英語の発音がアメリカ英語と異なることを取り上げて「下手」だと批判した日本の方もいました。
(彼女を政治家としてどう考えているかは置いておいて)、私は彼女の英語は見事だなと思いました。
小池さんの英語は、語彙が十分豊富で、文法の規則が身についているため流ちょうで、そして聴く人に配慮した適切な言い回しがされていたと思います。
実際に、周囲の英語ネイティブの方々がそのように評しているのも聞きました。「ネイティヴではないとわかるが、プロフェッショナルで感じの良い英語」と。
なぜアメリカ英語「だけ」が素敵な英語なんでしょうか。
Antonio Banderasの英語にスペイン語のアクセントがなかったら、あんなにチャーミングだったでしょうか??💛
もちろん、気に入ったアクセントで英語を話したら楽しくなりますから、アメリカ英語が好きなのであればそれは良いモティベーションだと思います。
また、実際例えばアメリカに住んでいたら、少しでも現地の方に近い言葉で話せた方が聞き取ってもらいやすく、コミュニケーションがとりやすくなることでしょう。この場合、少しでもアクセントをアメリカ人に近づけようとするのは理にかなっていると思います。
また、これが私が発音矯正をしつこく続ける理由なのですが、
「ネイティヴじゃない感じだけど発音の基礎出来てる英語」と「かたかな英語」はかなり異なると私は思います。
避けたいのは「かたかな英語」です。なぜなら「伝わらない」ことがあまりにも多いし「話しにくい」から。
例えば「R]と「L]の発音がひっくり返るのはかたかな英語の大きな特徴ですが、
RとLで、言葉の意味が大きく変わってしまいます。
例えば「FRAME」は額縁、骨組みなど
「FLAME」は🔥炎です。
また、かたかな発音は単語同士を滑らかにつながらせることが出来ないので、どうしてもぎくしゃくとして、話すスピードが落ち、流ちょうに話すことはかなり難しくなると思います。
このようにかたかなでも流ちょうに話すことが出来たら凄いなと思いますが、実際はなかなか難しいのでは。XD
そんなわけで発音に特化して学習していますが、毎日学習する量が決まっていて、1回大体7分ー10分くらいで終わる量なので、無理がないと思います☆
自分の声を録音して聞き返すことで、より進歩を感じることが出来ます。
はっきり言って自分の声を聴くのはすごくイヤなのですが(笑)進歩への近道は自分の姿を直視することだと思うので、続けています。
これってダンスに似てる。とすごく思います。
最近Instagramに良くダンス動画を投稿しているのですが、ダンスも「動画」ほど自分の姿を突きつけられるものってないなあ、と思います。 長くなったので次のポストに続きます!
自宅待機せざるを得ない状況の中、語学学習に精が出るという方が多いような気がしたので、私が最近ハマっている英語学習方法をご紹介します。
それは発音矯正アプリELSA Speakです!※回し者ではありません
https://play.google.com/store/apps/details?id=us.nobarriers.elsa&hl=ja
アプリ初期設定時に、母国語が選べるようになっています。
母国語を日本語にすると、日本語ネイティヴが特に苦手としがちな「RとL使い分け」「Thの発音」「シュワの使いこなし」などに特化した課題を出してくれて、AIが発音を採点してくれます。
この辺りの発音や文法の癖は、よほど意識的に取り組まないと改善が難しい点だと感じています。私は日常的に仕事などで英語を使用していますが、それでも、です。
ただし、矛盾しているようですが、日本語ネイティヴの英語になんとなく日本語のリズムや趣きがあってもそれはそれでよいではないですか。と私は思っています。
特に日本では学校でアメリカ英語を習うからかもしれません。
語学学習のコミュニティを覗くと、イギリス英語でもなく、オーストラリア、ニュージーランド英語でもなく、アメリカのアクセントでしゃべれないとへたくそな英語だ、と多くの方が信じていて、アメリカ人っぽく聞こえる、というところをやけに重視している節があるな・・と思う時があります。
たとえば、政治家の小池百合子さんが英語で情報発信をした時に、彼女の英語の発音がアメリカ英語と異なることを取り上げて「下手」だと批判した日本の方もいました。
(彼女を政治家としてどう考えているかは置いておいて)、私は彼女の英語は見事だなと思いました。
小池さんの英語は、語彙が十分豊富で、文法の規則が身についているため流ちょうで、そして聴く人に配慮した適切な言い回しがされていたと思います。
実際に、周囲の英語ネイティブの方々がそのように評しているのも聞きました。「ネイティヴではないとわかるが、プロフェッショナルで感じの良い英語」と。
なぜアメリカ英語「だけ」が素敵な英語なんでしょうか。
Antonio Banderasの英語にスペイン語のアクセントがなかったら、あんなにチャーミングだったでしょうか??💛
もちろん、気に入ったアクセントで英語を話したら楽しくなりますから、アメリカ英語が好きなのであればそれは良いモティベーションだと思います。
また、実際例えばアメリカに住んでいたら、少しでも現地の方に近い言葉で話せた方が聞き取ってもらいやすく、コミュニケーションがとりやすくなることでしょう。この場合、少しでもアクセントをアメリカ人に近づけようとするのは理にかなっていると思います。
また、これが私が発音矯正をしつこく続ける理由なのですが、
「ネイティヴじゃない感じだけど発音の基礎出来てる英語」と「かたかな英語」はかなり異なると私は思います。
避けたいのは「かたかな英語」です。なぜなら「伝わらない」ことがあまりにも多いし「話しにくい」から。
例えば「R]と「L]の発音がひっくり返るのはかたかな英語の大きな特徴ですが、
RとLで、言葉の意味が大きく変わってしまいます。
例えば「FRAME」は額縁、骨組みなど
「FLAME」は🔥炎です。
また、かたかな発音は単語同士を滑らかにつながらせることが出来ないので、どうしてもぎくしゃくとして、話すスピードが落ち、流ちょうに話すことはかなり難しくなると思います。
このようにかたかなでも流ちょうに話すことが出来たら凄いなと思いますが、実際はなかなか難しいのでは。XD
そんなわけで発音に特化して学習していますが、毎日学習する量が決まっていて、1回大体7分ー10分くらいで終わる量なので、無理がないと思います☆
自分の声を録音して聞き返すことで、より進歩を感じることが出来ます。
はっきり言って自分の声を聴くのはすごくイヤなのですが(笑)進歩への近道は自分の姿を直視することだと思うので、続けています。
これってダンスに似てる。とすごく思います。
最近Instagramに良くダンス動画を投稿しているのですが、ダンスも「動画」ほど自分の姿を突きつけられるものってないなあ、と思います。 長くなったので次のポストに続きます!
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