Tuesday, October 25, 2022

ベリーダンス(オリエンタルダンス)の衣装を着こなすために

 みなさん、こんにちは!オリエンタルダンスを日々是研究、Nisreenです。


今日は、オリエンタルダンスの衣装の着こなしについて。


職人が作るオリエンタルダンスの衣装には、ビーズやラインストーン、シークエンスなどの装飾が手刺繍で縫い付けられていて、工芸品のような美しさがあります。その姿の華やかさや煌びやかさも、このダンスの大きな魅力だと私は思っています。

(と言っても近年、より簡易な作りの衣装が増えている気もしますが。)

Egyptian legendary dancer -Tahia Carioca-


しかし、美しい反面、正直言って実用性には欠けるデザインです。装飾が多いうえに肌は沢山出るので着る時にはなかなかに神経を遣います。

上体を反らしたり、屈んだり、ターンした時に、ズレたり、たわんだり、見えてはいけないところが見えてしまったりしないか?ということがとても重要です。

少しでも衣装に不安があると、せっかく練習したダンスに集中できなくなってしまうこともあります。(蘇る苦い思い出。)


最近見つけたこちらの杉並区のお直し屋さんは、そのような不安をなくす繊細な手仕事を丁寧にしてくださる心強い存在です。Salon De Pomme


もともとカスタムメイドでオンラインでDahlalから注文した衣装ですが、


サイズは合っているはずなのに、どうしても踊っている内にスカートがずり落ちてきてしまうことに困っていた衣装を、ぴったりに合うように直してくださいました。



また少しでもベルトを装着する手間が簡単になるように手を加えてくださったおかげで、着替え時間が半分くらいになりました!


ブラの胸元にフリルを足していただいたのは私のわがままによるリクエストです。綺麗なフリルを作っていただいたので、衣装に立体感が出ました。


また、こちら。USのとある素敵なダンサーの方からセカンドハンドで購入した衣装です。元々はだいぶサイズなどが異なったところ、全く違和感を感じないまでに改造していただきました。



元々はかなり足を見せるデザインでしたが、これも私の希望で足は隠れる形に。お蔭で心地よくのびのびと踊ることができました。


東京近郊の方、オンラインなどで衣装を購入される際やセカンドハンドを譲り受ける際には、是非Salon De Pommeさんでぴったりに直していただくことをお勧めします。見違えるように着こなしが楽に、そして美しくなるでしょう。✨


他の衣装についての記事

ベリーダンスの衣装て着てて恥ずかしくないですか?

ベリーダンスの中のヴェールについて
















Wednesday, October 12, 2022

[Bilingual post] Décalcomanie -Special Show-

 Hi to all, 

This is Nisreen from Tokyo!

How are you? I am enjoying the nice and cool autumn to the sweet scent of Kinmokusei blossoms.

皆さんこんにちは、オリエンタルダンスを日々是研究Nisreenです。

皆さんはお元気でしょうか?私は金木製の甘い香りの秋を楽しんでいます。

 

I am also excited to be working on a project I have secretly dreamed of for ages. Since my background is in graphic art, and I’ve always danced in order to create living art, an event where these different aspects of creativity cross path together has always been a goal for me.


I’m delighted to share we’ll be doing exactly that soon! The  Impro Art & Dance Show "Décalcomanie" is exactly the kind of show.

また、昔からのひそかな夢の通りのプロジェクトに携わることができ、わくわくしています。もともとグラフィックアート専攻で、ダンスについてもアートを体現したいという思いがあって踊ってきたので、異種芸術が交差するようなイベントはずっと一つの目標でした。 ちょうどそんな場に関わることができる予定なのです・・!

The  Impro Art & Dance Show "Décalcomanie" 



Venue: Roma Rakuda in Higashi Nakano 東中野

Date: Sunday 4th December 2022 日曜日

Open: 13:30

Show starts:14:00

Fee: ¥3,500


The show consists of four elements- impro visual art, impro dance, impro play, and impro music.  

The name "Décalcomanie" has come from a decorative technique in which engravings and prints are transferred to pottery or other materials, with the goal of creating a chemistry between different arts and different minds.

ショーは私の「絵」、つぐみさん、Kanaさん、私の「ダンス」、Kanaさんと竹内清子さんのお芝居」、そしてオーディエンスとの「楽器演奏」、と全て即興・4つの要素から構成されています。

Décalcomanieというのはフランス語ですが、アートに使われる転写のテクニックの名前に由来しています。異種アーティストが影響を受け合ってケミストリーが生まれるといいなと願って。


Kana: Dance and Act
Tsugumi: Dance
Seiko Takeuchi: Act
Nisreen: Dance and Art


I truly feel blessed to be a part of this show and to collaborate with talented, like-minded (and quirky) people, especially because I will be opening the new chapter of my life in the US right after this event. The show will have the special place in my heart. 

Yes, I will be leaving Tokyo. It is scary, but exciting.

才能豊かで、アートへの志を同じくする方達(そしてみんなちょっと変わっている!)と一緒にイベントを作ることができるのは本当に有難く嬉しい機会だと思います。

特に、このショーが終わったちょうどすぐ後、米国に渡る予定でおり、新たな生活が始まる節目ですので、私にとって特に思い出深い催しとなるだろうなと今から思っています。

(そう、東京からお引越し予定なのです。不安もありますが、それよりも楽しみです。)


I hope you can be there to share the arty (and a little nerdy) moments with us!

Please contact <higenosusume:gmail.com> (change [:] to [@]) for booking a seat.

 みなさんも私たちと一緒にアーティスティックな(そしてやっぱりちょっと変わった)時間を楽しんで頂けると嬉しいです。

ご予約は<higenosusume:gmail.com> にご連絡ください。( [:] を [@]に変えてください)

We created the fb event page!

fb イベントページもできました。


Update on 26th November

■出演者変更のお知らせ■

立案時、出演予定とお伝えしおりました、うちだよしのぶ氏とKoji Mizoi氏につきまして、残念ながら諸事情により出演が叶わなくなってしまいました。

お知らせが遅くなり申し訳ございません。

ご予約頂いていたお客様で出演者変更に伴うご相談などは【higenosusume@gmail.com】までご連絡くださいませ。


嬉しいお知らせもございます。

俳優の竹内清子氏の出演が決まりました。詳しくはイベンページをご覧ください。













Monday, October 3, 2022

[Bilingual Post] South Indian Dance Show Report 南インド舞踊鑑賞紀

 Hi to all!

This is Nisreen from Tokyo.

今日は、オリエンタルダンスを日々是研究Nisreenです!

On 1st October, I had a privilege of watching the fantastic South Indian Dance (Mohiniyattam) show, produced by Hiromi Maruhashi, who is one of the most prestigious dancers of the style in Japan. This was my first time to see a Mohiniyattam performance in real life!

10 月 1 日、私は、日本で最も有名な南インド舞踊ダンサーである丸橋広実氏がプロデュースする、南インド舞踊 (モヒニヤッタム)の 素晴らしいショーを見る機会に恵まれました。モヒニヤッタムのパフォーマンスを生で見たのはこれが初めてでした!



The dances were choreographed based on Hindu stories, and complemented by the glass art collection from the Fukuoka Asia Museum. Yes, it was a collaboration of visual arts and performing arts, which was totally my kind of thing!

It was impressive on so many levels. I listed the 5 points below that I was particularly amazed by.

踊りはヒンズー教の物語に基づいて振り付けられ、福岡アジア美術館のガラス アート コレクションとのコラボレーションのショーになっていました。ビジュアル アートとパフォーミング アートの出会いということで、正に私の大好きなテーマでした。

非常に多くの点で印象的でした。特に驚いた点を下記5つ挙げてみました。

1. Hiromi Maruhashi was not only a main dancer, but also the MC. The show was framed by her story telling before each dance performance. It helped the performances resonate with me, especially because she was humorous and fun to listen to. I also have to add that she was not out of breath at all when she danced, and came back gracefully to the MC role! I don't even know how that’s possible.

 1. 丸橋広実さんはメインダンサーなだけでなく、MCもこなされていました。

ショーは、各ダンスパフォーマンスの前に彼女の物語の説明を挟み込む形で構成されていました。彼女の語り口はユーモラスで聞いていて楽しかったので、その後のパフォーマンスを観る時、より入り込むことが出来たと思います。また、踊っている時も全く息切れせず、優雅にMCに移行していたことにはびっくりしました!どうしたらそんなことが出来るんだろうと思いました。

2. All dancers were well trained and professional

There were only four troupe members apart Maruhashi on stage, and I was convinced that they must've been excellent students who were chosen especially for this occasion. I enjoyed that each of them showed their personality on stage, which suited their characters very well. Even in the end of the show when they were introduced, they looked very professional in their "dancer" posture!

 2. すべてのダンサーが鍛錬されていて、プロフェッショナルでした。

ダンサーは丸橋さんを除いて4人のみ、この機会に特別に選ばれた特に優秀な生徒の方々なのだろうなと思いました。それぞれのキャラクターがとてもよく似合っていて、それぞれの個性がステージで発揮されていて楽しかったです。ショーの最後の時間でも、一貫して「ダンサー」の姿勢を保っていて、非常にプロフェッショナルに見えました!

3. The dancers acted, not only danced

As mentioned earlier, the dances were designed to tell stories. Hiromi Maruhashi was in particular incredibly expressive. Sometimes she appeared as a courageous god, in other times as a coquettish witch (which with was my favourite) Even though the dancers did not change their costumes, it was easy to tell which character they were playing. (For an Oriental dancer/Belly dancer like me, it was refreshing to see a great show that didn't require costume change for each song!)

 3. ダンサーは踊るだけでなく演技者でもありました。

先述のように、踊りは物語を伝えるために振り付けされていました。特に丸橋さんは表現力が凄かったです。彼女は勇敢な神として登場することもあれば、コケティッシュな魔女として登場することもありました (魔女が私のお気に入りでした)。衣装が変わらなくても、表情だけでどの役柄なのかすぐに伝わりました。(オリエンタルダンサー/ベリーダンサーにとっては、曲ごとに衣装を変更しなくても良いショーを見るのは新鮮でした・・・。)

4.The art collection was unique and enjoyable

Sometimes I wished there were more time to contemplate the art projected on the background. The harmony of the art and their gorgeous costumes was a treat for eyes.


4.アートコレクションはユニークで楽しいものでした。

背景に映し出されたアートを眺める時間がもっとあればいいのにと思うこともありました。華やかな衣装とアートの調和が目を楽しませてくれました。

5. The translation of the stories was excellent

There was translation of the lyrics from the songs on the display through the whole show.  I thought it was a great idea for conveying the meaning of the dances. The translation was not monotonous, but was natural and easy to empathize with.

 

5. ストーリーの翻訳が素晴らしかったです。

ショー全体を通して、歌詞の翻訳がプロジェクターで表示されていました。踊りの意味を伝えるにはいいアイデアだと思いました。単調ではなく、自然で共感しやすい訳でした。

Overall, it was a conscientiously crafted show based on cultural understanding and fine techniques.

 

全体として、文化的理解と優れたテクニックに基づいて丁寧に創られたショーだと思いました.

Thank you Hiromi-san and the troupe members for sharing art with the audience!
丸橋さん、舞踊団の皆さん、アートを共有してくださって感謝です。


Nisreen
3rd October 2022

[Bilingual post] Podcast S2: Ep9 – How Belly Dancing Expanded My Horizon /ポッドキャスト S2:エピソード9- ベリーダンスはどのように私の世界を広げたか

            Japanese follows English/ 日本語は英語の後に記載 Hello, this is Nisreen. Welcome to the ninth episode of Season Two of my podcast—it’s lov...