Sunday, February 6, 2022

ダンスとお金の話

  こんにちは!オリエンタルを日々是研究、Nisreen(ニスリーン)です。

皆さんお元気でしょうか?


突然ですが、ダンスとお金について考えていました。

正直な話、ダンスをすることはお金がかかりますよね。


私自身は夢のような事ばかり考えて生きていたいのですが、そうもいかないことも世の中にはあると思います。


レッスン費用だけでも出費なのですが、

パフォーマンスをしたり、もっとパフォーマンスの機会を求めたり、さらにプロとして活躍したいなどと思った場合はさらに無限です。


・衣装 (小道具を含む)

・メイクアップ

・アクセサリー

・音楽

・交通費

・リハーサルや練習のレンタルスタジオ

・場合によっては特訓で追加のレッスン

・他所のショー、舞台作品観覧

・海外のダンスイベントに参加したり現地を視察するための渡航・滞在

・海外の先生の講座(ワークショップ)


すぐに思いつくだけでもこれだけあります。

実は、オリエンタルダンス(ベリーダンス)の衣装の価格帯はバレエや社交ダンスなどの他のダンスに比べると手ごろな方ですが、それでも出費なことには変わりありません。


人前に出てパフォーマンスをするとなれば、大なり小なり、(どの程度、何をするかは人によります)上に上げたような点に投資し続け、進化させ続けることは欠かせないと感じています。

自分への投資を止めればどうしても実力は後退していってしまうことでしょうし、観客に夢を与えられるような美しい姿に装うことは難しいでしょう。

そして、ショーやイベントにそれなりの頻度で足を運ぶことは、パフォーマンスをしたい人の場合人脈作りのためにも、そして観客の目から見たショーについて学ぶためにも必要だったりします。




また、実は何より高価なのは、時間だと思います。

貧しければ貧しいほど、人は労働してお金を稼ぐことに時間を使わなくてはならなくなります。しかし、練習するための時間、場合によっては他のダンサーと時間を合わせてリハーサルをするための時間、これを確保しなくてはいけない。


ダンサーの仕事一本で十分に稼げれば良いのですが、それが出来ている人は正直あまり多くはないでしょう。

人によっては、時間の自由を確保するためにフルタイムの仕事を辞めて、パートタイムの仕事を掛け持ちする人もいます。

またこれは私の意見ですが、美容に気を遣ったり健康な体作りを続けるためには、栄養を考えた食事を用意したり必要な時には休んだりするための、ある程度の気持ちの余裕も必要だと思います。



もし、オリエンタルダンス(ベリーダンス)を始めようかなと考えている方でこれを読んで「そんなに大変なの?」と不安になったらごめんなさい。上に書いたことは、あくまでもパフォーマンスなどに貪欲になっていった場合のことです。

ダンスレッスンを受ける生徒さんについては、先生によっていろいろな考えがあると思いますが、私は基本的に、ご自身の投資できる金額や時間に無理のない範囲で続けて頂くのが一番良いという考えです。



そして私自身はというと、自分の中で諦める部分、諦めてはいけないと思う部分を交渉しながら、それでもやはり楽しんで踊ること、教えること、学ぶことを続けています。

パフォーマンスについては、感染症が広まる中で思うようにできなくなってしまいましたが、時間をかけて自分が納得できる形に磨いてまた人前に立てたら、と思っています。


ただ、ダンスを続けるためのこのような現実的な側面での苦労について語られることはあまりないような気がして、

それが誰かを追い詰めていることもあるのではないか?

と思ったので、正直に考えたことを書いてみました。


もし、人生の中で優先順位が変わったり、お金の心配が大きくなったりして、ダンス、パフォーマンスを続けられなくなったり、思うようにできなくなった方がいたとしても、

それで自分を責めたりしないでほしいなあ、と私は思っています。

ダンスに没入し続けることは、大変なことだからです。

ダンスを自己実現の意味で、続けられることは、やはり大きな特権です。

もちろん、人によって大きな犠牲を払いながら出来ていることかもしれませんが、それすらどうしても「出来ない」場合というのもあります。


ただ、ダンスそのものが逃げてしまうわけではないから、

色々と関わり方に変化はあったとしても、長い目で見て、一生通してダンスと関わっていける、そういう方が増えたらいいな。そう私は思っています。





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Tuesday, December 21, 2021

The Last Class in 2021

Hi all,

This is Nisreen from Tokyo!

How are you?

 

The End of Summer/ Painted by me

I had the last online class of the year 2021 with my students on 18th of December.

In the class, we watched their dance videos improvising to the theme of the year -- Geceler and Çile Bülbülüm played by John Bilezikjian -- together. Then we looked back the individual goals that we’d set around the same time in the last year. It is not easy to improvise, especially to the song where both passion and softness are required! I was truly impressed by their creativity and eagerness to take on a new challenge. There is nothing more satisfying for a teacher than seeing students conquer each challenge and express themselves through dancing.

 The link to the music

In the morning of the same day, I also had my last online class as a student this year, with my teacher in New Jersey, TarikSultan.

After a year and half training with him, I have to take every chance to say this. Tarik's online dance class is fantastic! It has helped me to become more solid on my dance techniques and musicality. It also showed me the way real teachers teach.

 

He is one of the most patient teachers I've ever seen. He repeats the movements until we really get it, which is the best way to learn. He does not do choreographies in the class. However, I have become better with memorizing choreographies since I started taking his class. In my view, it is because his approach helped me to develop my body awareness and better observation skills.

 

Although I have been dancing for years and performing in mainly AmCab or Turkish influenced styles, I had not gone really in depth with Egyptian Oriental Dance. I believe I've become more comfortable and confident with this field now. He's deeply in touch with the root of the Egyptian Oriental Dance – the sensuality and joy from the music. By following his movements, students can comprehend how to interpret the music. There are few teachers who can do that.

 

I’m grateful for the fruitful time I have spent with wonderful people learning and teaching. Although the pandemic has been preventing me from performing, my love for dance has not faded away. On the contrary, this time has taught me how essential the art was for me.

 

Photographed by Fuka


Love,

Nisreen

 

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Saturday, July 17, 2021

[Bilingual post] My Inspirations 私のインスピレーション

  Hi all, this is Nisreen of Tokyo.

みなさんこんにちは。オリエンタルを日々是研究、ニスリーンです。

How are you? I 've been happily steeped in Art and Dance.

私はダンスとアート漬けの日々を過ごしていました。


Today's post will be a bit different. I'll just randomly  share some of my inspirations that are not Belly Dance/ Oriental Dance related, without any explanation!

今日はベリーダンス/オリエンタルダンス関係以外で私のインスピレーションになっているものの一部を、説明なしで思いつくままに紹介します!



Led Zeppelin - Kashmir (Live from Celebration Day) (Official Video)

Garbage - The Men Who Rule The World (Official Video)






 Adam and the Metal Hawks - Hey Hey Mama
 






What art  is making you "you"? It might be fun to list those inspirations!

みなさんの糧になっているアートはどんなものですか?リストにしてみると面白いと思います!

Nisreen

17th of July, 2021











Wednesday, April 14, 2021

チェストスライズ・サークルの主役は肩じゃない

 こんにちは!オリエンタルを日々是研究、Nisreen(ニスリーン)です。

皆さんお元気でしょうか?

私は昼のお仕事が引けた後に思いっきりダンスを練習して、シャワーを浴びるのが幸せな今日この頃です。

今日は、基本の動きの一つ、「チェストスライズ」及び「チェストサークル」で初心者の方が躓きやすい部分に関して、Tipsをシェアーしたいと思います。

文字通り、胸を押し出したり引いたり、左右に動かしたり、胸で円を描くという動きですね。

この動きで、一番初心者の方によくある躓きは、肩の力を使おうとしてしまうこと。

胸を前に出す時に肩が後ろに引けてしまう(腰はやや反り腰)、胸を後ろに引こうとするときに肩が前に出てしまう(腰は少し丸くなる)、など、肩が目立ってしまうということがとても良くあります。

実は、このように肩の力を使って上体全部を大きく動かすような動きも、フュージョンなどでは出てくることもあります。

しかし、オリエンタルダンスでは基本的に胸筋と、肩甲骨あたりの筋肉の伸び縮みを利用しますので、肩は少しはつられて動きますが、それほど大きく動かないはずです。


※トルコのスターダンサー、Asenaです。3:23あたりでチェストサークルをしていますね。アクセントをとっているので不均衡な円です。音楽がゆったりしている場合はもっとなめらかな円になります。

腰も動かしているのであんまりわかりやすい例ではないかもしれませんが。


トルコのスターダンサー、Didemです。彼女は胸を横に動かす技でも有名ですね。


余談ですが、これら胸の動きでアイソレーションが目立つのは割とここ20年以内のダンサーの特徴で、どちらかというとモダンな印象になりやすいともいえるかもしれません。

ゴールデンエラのダンサーはよく胸・肩シミ―はしていますがあんまりチェストスライズのイメージがないですね。


さて、そんな肩にたよらない動きを練習するためのちょっとしたTipsです。下に行く程少しずつ難易度が上がる感じです。


1・床にあおむけで寝て練習する

手の平と、左右の肩甲骨を床につけて浮かせないようにします。

膝は立てて、足の裏は床につけて、やはり浮かせないようにします。

その上でみぞおちあたりを天井からだれかに引っ張られることを想像しながら浮かせる、床につける、を繰り返します。

慣れてきたら、浮かせる、横にスライドする、床につける、逆側にスライドする、を繰り返します。


2.両手を前に出し、壁に手の平を付けて練習する

見えない誰かに対して「壁ドン」するような感じです・・。

両手の間の感覚はちょうど自分の肩幅くらいがちょうどよいです。


3・手にタイツを持って練習する

タイツの持ち方は以下と同じです。



これも手を固定するやり方です。


1ー3で胸が柔らかく動かせるようになってから、いよいよ、タイツや壁に頼らずに、立った状態で胸を動かすことに挑戦します。


全てのダンスの動きに言えることですが、

以下の点が満たされていると、動きが安定し、力強く見えます。


  • くるぶし、足の指の間、足裏のくぼみをよくもみほぐしてやわらかくすること。
  • 母指球、子指球、踵の3点に均等に、床に対して垂直に重心を下ろすこと。3脚を床に立てるような感覚です。重心が偏らないこと。
  • 足の指全体を吸盤のように床に吸着させること。
  • 足首、膝、つま先が同一線上にあること。


この足の使い方は、一番大事な部分ともいえるので、オンラインレッスンの中でも色々なアプローチでTipsをシェアーしています♬

一緒に滑らかな胸の使い方、やわらかい足の使い方を目指していきましょう。





Monday, April 12, 2021

バックベンドを楽にしよう

 こんにちは!オリエンタルを日々是研究、Nisreen(ニスリーン)です。

すっかりブログが久しぶりになってしまいましたが、皆さんお元気でしょうか。

最近、Nisreenセミプライベートのオンラインレッスンでは、バックベンドを少しずつ練習しています。

ゴールデンエラのエジプシャンオリエンタルダンスに、バックベンドはよく出てきますね。


トルコのクラッシックなオリエンタルダンスのルーティーンでも、バックベンドが見せ場となっていることが多いと思います。




華やかですが、ともすれば腰を痛めてしまうこともある動きですね。

無理なくバックベンドを行うためのTipsをシェアーします。


1.腰を反らさない

反り腰はかなり腰に負担がかかります。ペルヴィックが後ろに倒れないように一定の角度に保ち、腰(lower back)を反らせないように意識することで、無理を減らすことができます。

座っている椅子の座面が前にスライドするようなイメージをしながら、腿を床と平行に保ち膝を前に押し出すことで、背中を床に近づけます。腹筋と一緒に、ふくらはぎ~足首の柔軟性と腿の力を駆使します。


手前みそですが、02:40あたり見ていただくと、腰を反らすのではなくて、太ももの力を使って角度を作っているのが何となくわかっていただけるのではないかと思います。



2・歩幅は大きくとる

ふつう、オリエンタルダンスでは足の幅は腰の幅と同じくらい。とお伝えしていますが、バックベンドの時だけは歩幅を通常の2倍ほどに広くとり、体を安定させます。

トルコの伝説のダンサーといえばTulay Karacaですね。07:40~見てみてください!そうとう足を大きく開いてますよね。



3.胸上部から引き上げる

頭だけ後ろに倒そうとすると首の後ろに負担ですので、鎖骨のすぐ下あたりの筋肉から斜め後ろに引っ張り上げるように意識します。肩を下げ、首を長く保つのも大切です。


4・可動域は少しずつ増やす

大切なのはただしい姿勢。角度は少しずつ深めれば良し。


オンラインレッスンでは、これらを基本に、

太ももの筋肉を鍛えるワークアウトや背中を柔らかくするためのルーティーンに取り組んでいます。いきなり立って行うのではなく、最初は立ち膝で行います。

ペースは「無理をしすぎない・でもちょっとだけ無理をする」が合言葉ですXD

体が強くなると心もエンパワーされますね!

Nisreen









Tuesday, December 29, 2020

[Bilingual post] 2020 is ending 2020年の終わりに

 Hi to all. this is Nisreen of Tokyo.

みなさんこんにちは。オリエンタルを日々是研究、ニスリーンです。

How are you?

Well, what a year 2020 has been!

お元気ですか?2020年って、本当になんて年だったのでしょうか・・。


As a commemoration of this year of challenges, my online semi-private class students filmed themselves performing the veil piece we had been working on and received my feedback.

 The song was Jamilleh, played by John Bilezikjian

この大変な年を記念して、オンラインのセミプライべ-トクラスの生徒の方々にはクラスで取り組んできたベールの曲を踊るところを自身で撮影していただき、私からフィードバックを行いました。

曲はJohn Bilezikjian が演奏する、Jamillehです。




I have taught techniques and combinations they could use but did not choreograph this time so that they could improvise and express themselves freely.

テクニックやコンビネーションはお教えしましたが、即興で自由に表現が出来るようにと、今回振り付けはしませんでした。

Their joy to dance and diligent work were clearly shown in the videos.

They made a huge progress since last year!

彼女達のビデオには、踊る歓び、そして努力の跡がハッキリ見て取れました。

1年で本当に大きく進歩していました!


We have switched our class completely to online since April.

Even with this change, they have been attending lessons well and kept practicing.

I am so proud of them for their consistency as dancers.

4月から、私たちのセミプライベートクラスを完全にオンラインに切り替えていました。

その後でも、生徒の方々はレッスンも練習も休むことがほとんどありませんでした。

生徒の方々の一貫した姿勢に本当に感心しました。


2021 is still behind the veil.

One of my new year's resolution is to keep being sincere to my dance persona--sincere enough to keep inspiring the serious students.

The saying --We learn by teaching-- is so true.


2021年に何が待ち受けているのか、まだわかりません。

でも私も、真剣な生徒の方に良い刺激を与え続けられるように、自分の踊りに真摯に向き合っていきたい、という願いは、

新年の抱負の1つとして挙げることができます。

教えていると、教わることが本当に多いと思います。


I wish you peace and safety- especially to those of you who are in the front line.

Also please remember, we have achieved a great deal by surviving this year, even if you feel like you have not been able to do much.


皆さんの日々が平穏であることを祈っています。特に最前線で大変な思いをされている方のことを思います。

そしてこれも大事なことだと思います。もしも、今年はあまり沢山のことが出来なかった、と感じられていたとしても、今年を生き延びたというだけでも、充分凄いことを成し遂げています。


Dec 29 2020







Sunday, December 20, 2020

[Bilingual post] [Review] 【レビュー】Amaya Presents American Belly Dance Icons

 Amaya Presents American Belly Dance Icons

Reviewed by Nisreen

 


https://www.tirakita.com/dvd_belly/dvd_belly_327.shtml

 https://www.bellydance.com/american-belly-dance-icons-dvd

アメリカのベリーダンスは本物か?

これはよく聞かれる問いです。一度でもこの問いについて考えたことがある方には、このドキュメンタリーをお勧めします。


Is American Belly Dance authentic?

This is a frequently asked question.

If you have ever wondered about this, I’d recommend this documentary.

 

これはアメリカ合衆国で、(主に1960年代~1980年代が中心)ベリーダンスを広めた「アイコン」と呼ばれるダンサー12人についてのドキュメンタリーです。

各ダンサーのキャリアの歩み、ダンスパフォーマンス、そしてインタビューが収められています。

私自身、アメリカ合衆国でこの時代に発達したクラッシックキャバレースタイルを中心としてベリーダンスを学んできたため、このドキュメンタリーはまさに源流に触れることができる非常に興味深いものでした。

 

The documentary features 12 iconic American dancers who have cultivated Belly Dance (Oriental Dance) in the US, mainly from the 1960s to the 1980s. The video consists of each dancer’s biography, performance videos, and interviews.

 

Since I, as a dancer, have mainly been focused on the Classic American Cabaret style from this era, the documentary was really fascinating in that it drills down to the roots of what I have been learning.

 

まず、それぞれのライフストーリーはダンサーが歩んできた道がけっして平たんではなかったことを教えてくれます。

ここ数十年はアメリカ合衆国での習い事として一般的になった「ベリーダンス」ですが、同時に偏見- MENAHT(中東、北アフリカ、ギリシャ、トルコ)そして女性の性への根深い蔑視が背景にありました-にもさらされてきました。

たとえば、Karen Barbeeはダンスキャリアの中で最大の試練は「ダンサーでありながら選挙公務員の妻であること」(評判との兼ね合い)だったと言います。また、Mashuqa Mira Murjanは学者でもありましたが、学会ではダンサーであることは秘密にしていなければいけませんでした。

 

First of all, the biography part tells us eloquently how rocky the road was for many belly dancers; although Belly Dance has become a popular hobby decades ago in the US, it has also been subjected to prejudice from a condescending view embedded in the society towards MENAHT (Middle Eastern, North African, Hellenic /Greek and Turkish) and the sexuality of women in general.

 

For example, Karen Barbee described her biggest challenge as a dancer as “navigating waters being married to an electoral official”. Also, MaShuqa Mira Murjan had to keep her dance career secret from her academic colleagues.

 

そのような中でも、オンラインレッスンやヴィデオという形態の開拓や、より体系化されたベリーダンスの教育に関しては、アメリカ合衆国のダンス業界が先陣を切っていたことも窺えます。

その動きによって、よりベリーダンスがアメリカ合衆国のメインストリームで幅広く知られるようになるまでの過渡期に焦点を当てたドキュメンタリーとも言えると思います。

 

In spite of those conflicts, we could also tell that the US was one of the pioneering nations in online / video lessons and structured education in the Belly Dance industry.

In other words, this is a record of history that focuses on the period of transition in which Belly Dance shifted to being more mainstream in American society through the spread of Belly Dance schools and videos.

 

また、アメリカ生まれのペルシャ系アメリカ人1世であったSuhaila Salimpourを筆頭として、MENAHTの国々からの移住者コミュニティとその音楽はいつも彼らの時代のベリーダンスと密接に関係していた、という側面も見逃せませんでした。

12人のスタイルはそれぞれに大きく異なりますが、明らかな共通点として、生演奏の音楽に合わせて即興でパフォーマンスすることを基本としていること、クリエイティヴィティを重要視していること、を挙げることができます。

 

Also, we could not miss the fact that American Cabaret Belly Dance has always deeply connected to the MENAHT immigrant communities, and their music   as we can see clearly by watching the story of Suhaila Salimpour, who is a first-generation Persian-American.

 

Although the dance styles of 12 dancers are truly diverse, the common essence is obvious: that their performance is basically improvisation to the live music. and that they value creativity.

 

アメリカ合衆国は大変広い国ですから、何事も一般化するのは難しいと思います。

ただ、私はアメリカ合衆国のダンサーの踊りを見る時に、東アジアや欧州とは違い、近年の東欧由来と思われる流行の影響があまり見られず、独自の路線を貫いていることを感じることが多いです。

その源流には、このようなアメリカンキャバレースタイルの歴史があるのだと気づかせられました。

※1990年頃を境に、エジプトの影響を受けてアメリカのベリーダンスが大きく路線変更しているとは言っても、やはり今もアメリカンキャバレーのルーツを見ることはできると思います。

 

The US is such a huge country, so it is hard to generalize about it.

Whenever I watch performances of US-based dancers, though, I see the tendency that they are generally less influenced by the recent trends, which seem to be from Eastern Europe – in contrast to East Asia or Europe. I came to the realization that the history of American Cabaret Belly Dance is the root of this unique quality of American Belly Dance scene.

 (Although general styling of American Belly Dance turned into more Egypt-oriented around 1990s, I still can see the connection to the roots of American Cabaret).

 

アメリカのベリーダンスは、「本物」なのか?

これはよく問われることです。

私にはその答えは出すことができません。

 

ただ、このドキュメンタリ―を見て、私が確かに言えることは、

アメリカ合衆国のダンサーは多様であり、比較的長いベリーダンスの歴史があるということ。

オリエンタリズムも否定できない歴史の側面ですが、

同時に、MENAHTにルーツを持つダンサーはもとより、MENAHTの音楽や人々との文化的な交流に尽力してきたアーティストも沢山存在してきたことです。

 

是非皆さんも観てみて、自身の答えを探してみてほしいと思います。

 

Is American Belly Dance authentic?

I do not have an answer for this question.

 

What I can say for sure by watching this documentary is that the US has a relatively long history of Belly Dance with diverse dancers.

A history with lot of dancers of MENAHT origins, or dancers who have constantly worked on cultural exchange with MENAHT people and music, even though Orientalism has also been an undeniable element of the scene.

I want you to watch the documentary and look for your own answer.

 

最後に、このヴィデオを寛大にも贈ってくださったLos Gatosカリフォルニアのダンスマザー、ダンスアイコンの一人、MaShuqaに心から感謝を示したいと思います。

 

I’d love to conclude this review by showing the most heartfelt appreciation to my dance mother in Los Gatos, California- one of the Belly Dance icons, MaShuqa Mira Murjan for being generous enough to send me such a lovely video.


20 Dec 2020


[Bilingual post] Visual Diary 48: Thank You for Attending My First Solo Art Show Reception!/日英絵日記48 個展レセプション来場御礼

  Japanese follows English/日本語は英語の後に記載 Hi, this is Nisreen! On September 4th, I attended the reception for my first solo exhibition, Dreamin...